【サー通】ロングボーダーのアレンと井良さん

スラマッパギ!

ITサーファーしむです。
台湾トリップから帰ってきました。

サーフトリップに行くと、
必ず出会いがあります。

今回のトリップでも
沢山の人と出会いました。

南湾のアフェイ。
今回宿泊した宿のマックス。
毎日海で顔を合わせたTさん。
浜松のAさん達。

その中でも一番感慨深いのが
サーフガイドをしてくれた、
36歳のロングボーダー、アレン(仮名)

シェイパーであり、
ゲストハウスのオーナーでもあり、
サーフガイドもしています。

様々な手段で生計を立て
子供4人と奥さんとで
慎ましく生活しています。

彼は自分の事を
「ダメオジサン」と言っていました。

何がダメなのか、
まったく解らなかったのですが、
自分ではグータラだと言っています。

好きな事をやりながら
家族5人を養っているその姿は
私には輝いて見えました。

そんなアレンを見て
とあるサーファを思い出しました。

私のホームポイントの週末の朝に
よく見かけるロングボーダー
井良さん(仮名)。

アレンと 井良さん、
二人は背格好が良く似ています。

ですが、
井良さんはいつも不機嫌そうで、
苛立った雰囲気を出しています。

海の上では
あまり近寄りたくない存在です。

井良さんの事はよく知りませんが、
週末しか現れないことから、
会社員でしょうか。

不機嫌な雰囲気から井良さんに対して
こんな勝手な妄想をしてしまいました。

家を出れば会社のストレス、
家に帰れば妻と娘の女性連合を相手に
肩身の狭い思いをしながらTVを見る毎日。

毎週末のサーフィンだけが楽しみ。
待ちに待った週末の海は人も多く、
かといってたいして波も良くない。

思うように波に乗れない井良さんは
それでいつもイライラしている。

あくまで、私の勝手な妄想ですよ。

背格好の良く似た
二人のロングボーダー。

かたや自分らしく生き、
かたや組織の歯車となる。
(勝手な想像ですが)

二人の何がこのような違いを
生んだのでしょうか。
(勝手な想像ですが 2度目)

それはただ自分の求める生き方を
目指したかどうかの違いだと思います。

自分の理想を夢物語とせずに
そこを目指したかどうかの違いだけ。

「大人が夢だ理想だの語るなんて恥ずかしい」
「いい歳してまだ夢を実現させてないの?」

夢を語ると、
よくそんな意見をSNSで目にします。

でも私は、いい歳の大人だからこそ
いつまでも夢や理想を
追い続けたほうがいいと思うんです。

ひとつの夢を達成したら、次の夢を追いたいですし。
次の夢を達成したら、また次の夢を追いたい。
より良い未来は必ずあるから。

自分をダメオジサンと言っていたアレン。
でも、好きな事をして自分らしく生きていました。

彼を見て、
自分らしく生きる永遠に夢見る大人でいたいと思いました。

P.S

南台湾サーフトリップ。

波は連日肩頭で、
平日は人が少なく、
憧れのノーバディーサーフ!

でも
慣れないリーフポイントで、
誰も居ないと不安で入れません 笑

宿の屋上から海を眺め、
誰かがパドルアウトしたら急いで海へ行く。

そんな感じでした。
10万円以内で行けるトリップ先としては
魅力的な台湾。

一度は行ってみるべき
ディスティネーションですよ。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket